被災地に羽毛のひざ掛けを寄付した方と
現地で物資を配布する活動を行う方々のこと

今年の冬は強い寒波が繰り返し日本列島を襲うなど、寒さ厳しい日が続いています。
昨年元日の大地震と、その後に追い打ちをかけるように起こった大雨の被害を受けた能登半島。被災者の方々の防寒具が足りないという報道に心を痛めたとある篤志家の方が、先日弊社へお電話をかけてこられました。

「羽毛のひざ掛けを被災地に送りたい」と。

しかし自治体などはすでに物資の受付けを終了していますし、現地にボランティアを派遣している団体も少なくなって、どこへ送ったらいいものやら。

寄付はお金で送ったほうが、いろいろなものに使えるので適切だという考えもあるでしょう。けれど「とにかくこの寒さに対して直接、すぐに役立つことを」と居ても立っても居られない気持ちも尊いものです。

ならば、それを求めているところへぜひとも届けたい…。そう考えて、インターネット上の情報をいろいろかき集めて検討しました。そして今なおボランティアの方々が手間暇かけて物資を仕分けし、必要な方へ配ってくださっているのはここらしい…とたどり着いたのが「重蔵神社」でした。

調べたスタッフの勘違いでご迷惑をかけてもいけないので、弊社社長が恐る恐る?電話で問い合わせたところ、受け取っていただけるとのこと。

ご寄付を申し出てくださっている方にその旨お伝えすると、その方は喜んでその時の当店の在庫、すぐに送れるありったけの羽毛のひざ掛け30枚をお買い上げくださいました。

つまり弊社はそのお買い上げいただいた商品を発送したという、当たり前の話なのですが、災害その他、たくさんの不安のなかで生きる日々に、こうした篤志家の方やボランティアの方々の熱意に触れることができて「心を打たれました」と、感謝の気持ちを表し、分かち合いたかったのです。

今日も重蔵神社では冬物衣料などの配布会が行われるようです。

お社も地震で大変な被害に遭いながら、地域の方々の心のよりどころとしてあり続ける。その姿勢に本当に頭が下がります。

なお、こちらの神社ではAmazonのウィッシュリストでも支援物資を受け付けています。
(重蔵神社のほしいものリスト)

また、拝殿等、建物の再建と祭礼復活のためにクラウドファンディングも行っているそうなので、ご関心のある方はご覧ください。

能登の方々がよりよい春をお迎えできますよう、お祈りいたします。

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