羽毛ふとんから羽毛が出てくる⁉
そんなときにできること、気をつけること

秋冬に向けて、羽毛ふとんの手入れをしておこうかと
はずしたカバーの内側に羽毛がいっぱい出ててびっくり。

ベッドメーキングのたびに
小さな羽毛がふわふわ飛んでいる。

そんなことはありませんか。

愛用のふとんに何が起こっているのか、
もう使えないのかと心配になりますよね。

羽毛ふとんはとてもデリケート。
長く快適に使うことができるかどうかは、
もともとの品質によるところも大きいですが、
扱い方にも注意すべき点があります。

いくつかのポイントに注意することで、
お気に入りの羽毛ふとんをさらなるダメージから
救うことができるかもしれません。

知っておきたい羽毛製品の豆知識。
今回は羽毛が出てこないようにするために
気をつけること、というお話です。

小さい穴なら爪でこすってつぶす

結論から言ってしまえば、
羽毛が出てきてしまうのは、
側生地のどこかに穴が
開いてしまっているということです。

それはたとえば、
フェザーの割合が多い場合に
起こりがちなのですが、
羽根の固い軸が布目から抜け出してしまい、
そこにできた穴から次々と
細かい羽毛が出てきてしまう状態。

その場合は応急処置として
穴を爪でこすってつぶすなどしておくと、
いくらか飛び出しにくくはなります。

補修布でふさぐ方法もある

もっと重症のケースでは、
側生地が劣化して擦り切れている状態。

首が当たるところとその反対側はどうですか?
ほかの部分と比べて布が薄くなっていたり、
見るからに傷んだりしていないでしょうか。

布地の糸が擦り切れて細くなっている場合、
その隙間から羽毛が出てきてしまいます。

傷んでいる部分があまり広くなければ、
アイロンで張り付けるタイプの
補修布で処置をします。
(羽毛ふとんを購入した時、
添付されていることもあります。)

布を針で縫い付けたりするのは
言うまでもなくNGです。

そのうえで、必ずカバーをかけ、
それ以上傷むのを防いでください。

干したふとんを取り込むときにも、
ふとんたたきで強くたたいたりせず、
さっと埃を払い落とすのがよいでしょう。

必要に応じてリフォーム(打ち直し)を

補修布を貼るのは
あくまでも応急処置です。
羽毛ふとんにとって完全な修理とは違います。

ツギハギ感がハンパない外見になってしまいますし、
補修した部分の周辺から傷んでくるのは時間の問題です。

決定的な破れとなって
羽毛を散らしてしまわないよう、
早めにリフォーム(打ち直し)することも
視野に入れましょう。

よい羽毛が使ってある場合には、
買い替えるより経済的です。

Jumouでは傷みが気になる羽毛ふとんの
リフォームを承っております。

羽毛ふとんのリフォーム

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